日々のあぶく

こだわらないゆるゆるライフ

2015-01-01から1年間の記事一覧

12にんのいちにち

「ふしぎの国のレイチェル」「ダーウィンのミミズの研究」の挿絵の杉田比呂美さんによるグランドホテル形式の絵本「12にんのいちにち」。ある街の12人の1日を2時間ごとに描いた絵本で、なんか日本の絵本ぽくないなあーおしゃれーと思いました。登場人物は、…

ヤンバルクイナ

約10年にわたって沖縄・やんばるの森に通い、その生態を写真に収めてきた江口欣照(よしてる)さんの科学絵本「ヤンバルクイナ 世界中で沖縄にしかいない飛べない鳥」。それまで人びとに知られることのなかったヤンバルクイナは約30年前の1981年に捕獲され、世…

あかくんとあおくん

「あかくんとあおくん」交差点の歩行者信号で仲良く働いていたあかくんとあおくん。ある夜ケンカした拍子にあおくんが信号機から飛び出て行ってしまい、交差点が大変なことに。仲直りして二人で一緒に渋滞する街を見下ろした時、自身の役割と責任について改…

クレヨンからのおねがい

「クレヨンからのおねがい」12色それぞれの色のクレヨンが、クレヨンの持ち主ケビン宛に書いた手紙で構成された絵本。使われすぎて疲れる、使われなさすぎてさみしい、1年で一度も使ってくれなかった、きれいに塗ってくれなくてつらい、、、などなど、どのク…

だいおういかのいかたろう

地元大分の小学校跡をアトリエに活動するお若い二人組、ザ・キャビンカンパニーの絵本デビュー作「だいおういかのいかたろう」。原画はベニヤ板に描かれているそうで、絵本でもところどころに木目の質感が浮き上がっています。湖で凍ってしまったダイオウイ…

つられたらたべちゃうぞおばけ

「つられたらたべちゃうぞおばけ」おばけにつられてあくびをしたら、おばけにつられて笑ったら、「つられたらたべちゃうぞおばけ」に大きな口でぱく〜んと食べられてしまいます。という、「つられたらたべちゃうあそび」をこどもたちと繰り返す「つられたら…

ながいでしょ りっぱでしょ

長いもの自慢の動物が次々に自慢の長いものを披露していく「ながいでしょ りっぱでしょ」。長い動物、ゾウ、ヘビ、キリン、ダチョウ、ウサギ、サル、ニワトリが、自分の長いものを「えっへん、どうです。ながいでしょ、りっぱでしょ」とと口々に自慢を繰り広…

どうぶつしんちょうそくてい

動物園で動物たちの身長を測る様子をおもしろく描いた「どうぶつしんちょうそくてい」。ウサギやワニやキリンやシロクマがやってきますが、これがなかなか個性的で笑えます。少しでも大きくなりたいとズルしたり、コアラは身長計で寝てしまったり。同じシリ…

ほうれんそうはないています

東日本大震災に伴う原発事故を受けて出された絵本「ほうれんそうは ないています」。原発事故によって、空と海と土が汚され、「美味しく食べてもらいたい」と願って大きく育ったほうれんそう、お米、魚、牛…。食べてもらえなくなって悔しいみんなの気持ちを…

日本絵本賞について

日本絵本賞は、絵本芸術の普及、絵本読書の振興、絵本出版の発展に寄与することを目的に1995年に創設された賞で、1年間に日本で出版された絵本の中から特に優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞翻訳賞」が与えられます。また、読…

おさわがせなバーティくん

「おさわがせなバーティくん」作者の死後17年経って発行された、大きな黒豚のバーティが主人公の小さな冒険物語。「たのしい川べ」で有名なケネス・グレアムさんの文、「クマのプーさん」の挿絵で有名なアーネスト・ハワード・シェパードさんの絵、「おばけ…

きんぎょがにげた

1歳児に読み聞かせた本。「きんぎょがにげた」絵本の神様、五味太郎さんが82年に福音館書店から出したベストセラー絵本。指差しできるようになった頃に、にげたきんぎょを一緒に探すと楽しいです。いろいろ言葉も覚え始めたので、きんぎょ以外にも「バナナは…

だるまさんが

1歳児に読み聞かせた本。「だるまさんが」2005年に「おもちのきもち」でデビューし、2009年に亡くなったかがくいひろしさんが2007年にブロンズ新社から出したベストセラー「だるまさんシリーズ」の1作目。まんまる真っ赤っかのだるまさんと、だるまさんのほ…

ねないこだれだ

1歳児に読み聞かせた本。「ねないこだれだ」これもせなけいこさんのちぎり絵の絵本のベストセラー。「こんなじかんにおきてるのは だれだ?」と、夜に寝ないで起きている子を脅します。結末がわからない、ハッピーエンドじゃなさそうな感じなので、いろいろ…

あーんあん

1歳児に読み聞かせた本。まだしばらくは1歳児ですが、娘が気に入ってる本をいくつか紹介します。「あーんあん」せなけいこさんのいやだいやだの絵本シリーズ。「あーんあん」というセリフが出てくるたびに一緒に「あーんあん」と言って泣き真似をするのでか…

めくってばあ

0歳児に読み聞かせた本。「めくってばあ」誕生祝いに親族から頂いた絵本の一つ。手で物をつかめるようになって、いろいろつかんでみたい欲求があるときにちょうどいい本です。フェルトの葉っぱやカーテンをめくると、かわいい生き物が出てきます。一緒に「ば…

どうぶつ(てのひらしゃしんえほん)

0歳児に読み聞かせた本。「てのひらしゃしんえほん どうぶつ」1ページにひとつずつ(見開きでふたつ)いろんな動物が出てきて、しかもイラストじゃなくて写真で、ページが角丸で厚紙で、しかも読みやすい小型絵本なので言うことなしです。だいたいの動物の概念…

ころころとんとん

0歳児に読み聞かせた本。「ころころとんとん」ナムーラミチヨさんのカラー粘土の本です。いろんな色の◯が出てきて、ころころしたりぽーんとなったりするするーっとなったりするので面白そうと思い、娘・子蛙がまだお腹の中にいる時に買って読んでいました。…

あかあかくろくろ

0歳児に読み聞かせた本。「あかあかくろ」これも「しましまぐるぐる」と同じくプレゼント。色がはっきりしていてモチーフもシンプルなので、赤ちゃんにも分かりやすいです。もうすこし大きくなると、犬のところで「わんわん」と言ったり、りんごのところで「…

しましまぐるぐる

0歳児に読み聞かせた本で、特に気に入ってたものを少しずつ紹介します。うちの娘、子蛙ももう1歳半をだいぶすぎてもうすぐ2歳なので、0歳だった頃のことを思い出すのも結構大変です。。。「しましまぐるぐる」親戚からのプレゼント。生後1カ月くらいではじめ…

うどんのうーやん

「うどんのうーやん」美味しそうな食べ物を描く岡田よしたかさんが2012年にブロンズ新社から出した絵本。大阪弁なので、方言のわかるようになってくる小学校低学年に読み聞かせると大ウケします。うどんのうーやんが自ら出前に出向く旅のおはなし。うどんの…

しごとば

カエルです。大好きな絵本作家、鈴木のりたけさんの講演会があったので、先日行ってきました。「しごとば」の作者です。絵本作家になる前は新幹線を運転していらしたそうで、絵描き歌を習ってみんなで描きました。(ネタバレ防止のために写真は一部分にしてい…

フラカン武道館

カエルです。我らが実家、フラワーカンパニーズが、12月19日に東京・日本武道館にてワンマンライブを開催することが決まりました。その名もベタに「フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~」!!いやー、よかった。本当によかったで…

かぞえてんぐ

カエルです。共感してくれる人がなかなか見つからないはなし。Eテレのおかあさんといっしょで一番面白いのは、かぞえてんぐ(水曜日のコーナー)なんですよ。歌のだいすけお兄さんが数えたがりの天狗になって、いろんなものを「いーち、にーい、…」と数えるコ…

ともだちは海のにおい

「ともだちは海のにおい」お茶が好きないるかと、ビールが好きなくじらの友情のおはなしです。ふたりの距離感がちょうど心地よく、おはなしだけじゃなくて、くじらが作った詩や手紙やメモのようなものまであって、くじらのエッセイみたいなところが飽きずに…

りんごのお菓子

カエルです。りんごが2つあったので、お砂糖でことこと煮て、パンケーキにしました。娘は体質上食べれるものが限定されるので、パンケーキも大人が食べるにはだいぶ物足りない味だと思いますがぱくぱく食べてくれました。(写真はありません)大人はバターや…

私について

カエルです。インターネットでよくカエルちゃんと言われているのでカエルです。30をだいぶ過ぎて、子どもも人間らしくなりつつある中、仕事も家事もほどほどにしつつ、日々の記録をつれづれと、という感じなので、生産性を求めるタイプの人にはオススメしま…

カエルです

久しぶりにブログを始めてみます(数年ぶり数回目)。春だし。